なぜでしょうか、香港に来るとジャンクな公仔麺が強烈にワタクシを誘うのです。
香港迷ならご存知の公仔麺(インスタントラーメン)。麺といえば香港名物ぷりぷりの蝦雲呑麺やほろほろの牛バラ麺もよいけれど、ワタクシはステキなお店で美味しいお料理を食べた翌日などに、なぜか無性にあの出前一丁が食べたくなるのです。サテーや豚の首肉が乗っている汁無し麺や、魚蛋(フィッシュボール)やレタスが乗っている汁あり麺、どちらもなかなか捨てがたく・・・毎回どちらにしようか真剣に悩みます(笑)
最近ハマっているのはどローカルな街・深水埗にある老鳳冰室の芝士雞翼撈一丁❤見た目通りの上質?なジャンク味、出前一丁にからむチーズソースがたまりません。余ったソースをカリカリに焼けたトーストに付けていただくと、これまたウマッと呟いてしまうジャンクな美味しさなのです。
とびきり美味しい奶茶(ミルクティ)はアイスで頼むと奶茶で作った氷を使って味が薄まらないように配慮されているなど味へのこだわりも確かです。黑松露炒蛋多士(ふわふわの卵焼きにトリュフペーストをたっぷり乗せたトースト)もたまらない美味しさでした。
店内は最近流行りのレトロポップ調、水色の壁やエアメイルのデザインのメニューが入った郵便受けなどの小物がとても可愛<、週末はスマートフォンを持った若者たちでいっぱいです。
どローカルな深水埗のエネルギーを感じながら歩く青空街市は少々(すごく)どぎつい雰囲気だけど刺激的。ちょっぴり冒険してコワそうなおばさんの焼味店で焼豚を買ったり、優しいおばあさんのいるお店で干し蝦や香港ベーコンを買うのも楽しみのひとつです。そして、ちょっと小腹が空いたら可愛い氷室(ピンサッ)で香港人に混じって公仔麺をいただくなんていうのもハズせない楽しみなのです。
深水埗基隆街216號地舖
216 Ki Lung St, Sham Shui Po, 香港
電話: +852 2660 8136