夕暮れ時、湾仔からトラムに乗って西へ向かいます。今夜のディナーは香港人も大好きな冬の名物、煲仔飯。
西營盤にある坤記煲仔小菜は煲仔飯が有名なお店。ワタクシ、毎冬なぜか香港で食べるタイミングを逃していましたが今回は狙いを定めて訪港初日に行ってまいりました。トラムに揺られながら西港城を過ぎたら東辺街で降りて少し歩きます。桂香街という小さな通りにあるお店の前は18:00だというのにすでに人が並んでいて、中を覗くと満席です。みなさん、早っw。この日は横浜インターコンチネンタルホテル・カリュウのシェフEさんも合流してくださり、幸運にも20分ぐらいで入店できました。コワモテのおばさまがこっちに来いと手招きですw。喜び勇んで座ると早くオーダーしろと言わんばかりにおじさまが待っていますw。ローカルらしいこの感じ、思わず萌え~❤←香港迷の皆様ならわかるはずw
今回のトッピングは田鶏(かえるちゃん)と臘腸、サイドオーダーは鹹魚肉餅と蝦醤芥蘭。もちろんBLUE GIRLのビールはマストです。煲仔飯を待ちながらいただく芥蘭は蝦の香りがほんのり効いて塩味がいい塩梅。そして絶品だったのが鹹魚肉餅。うーん、悶絶の美味しさっていうんでしょうか。豚の甘みが活きた歯ごたえのある肉餅に鹹魚(ハムユイ)の塩気がバッチリ合って感動の美味しさ。それから20分、ついに煲仔飯がやって来ました!タレをまわしかけて待つこと数分。最後のおこげがパリッパリで最高です。なんて、なんて、なんて美味しいんでしょうか。しばし沈黙で食べてしまいます。香港でしか味わえない絶品の煲仔飯を、ぜひ大人女子の皆様も勇気を出して食べに行ってくださいませ。ますます香港の美味しい味のトリコとなることでしょう。
※ホテルのコンシェルジュ経由で予約を入れてもらうことができます。予約が出来なくても早めに行って待てば入れます。
西環西營盤皇后大道西263號和益大廈地下1號舖 Shop 1, Wo Yick Mansion, 263 Queen's Road West, Sai Ying Pun, Western District 2803 7209