以前からずーっ気になっていたUpper Modern Bistro でようやく大人女子的ランチをいただいてきました。
ハリウッドロードからちょっと入っただけなのにとても静かで香港島らしい坂道が山へ向かって伸びています。店内は明るく、お店の目の前の壁にはアートな落書きがピリリとスパイスを効かせています。
この日はセットランチのコースからスターター・メイン・デザートの3 courses $308 をチョイスしました。
5種類あるスターターはどれかひとつを選ぶのかと思いきや、すべていただけることが判明・・・これだけでもすでに「お値段間違えてないですか?」というぐらいのボリュームです。まずはワインで乾杯からスタート。
フォアグラのクリームブリュレ、生ガキ、牛肉のたたき風、カツオのたたき風、手作りモツアレラと生ハム、メインはそれぞれ鱈、鴨、豚をチョイス。さらにシェフからのサービスでアスパラガスと温泉卵のひと皿をいただきました。どれも本当に手が込んでいるのに軽やかな後味で美味しい。
ワタクシ、美味しいフォアグラには目がありません。美味しいワインとともにいただくフォアグラのクリームブリュレ、カラメルの蓋がいいお仕事をしています。ほろ苦さと甘さがフォアグラと混ざり合って、またまた唸ってしまいました!
ここまででかなりお腹がいっぱいのワタクシたちでしたが、色鮮やかなデザートが乗せられたトレイがやってきた時には、もう乙女心も理性もイッキにぱーんと弾けてしまいました。これには日本の梅酒が最高のマリアージュなんですよと言いながら、グラスに注いでくれる梅酒のほんのりピンクがかった色に思わず顔がほころびます。デザートもひとつづつが細やかで甘すぎず美味しい!
さらにゆっくりデザートをいただいていると、今度はチーズが出てきました。ぶっちゃけ、もう食べられないというぐらいにお腹がいっぱいだったのですが、とても美味しいのでぜひ食べてみてという誘惑に負け(←また?)、少しだけいただくと、これがまたびっくりするぐらいに美味しい!もう、どうにでもしてくださ~い状態(笑)
そして、ありがたいことに若きイケメンシェフもテーブルにご挨拶に来て下さるという神対応でした。まだ昨年の12月から就任されたばかりのシェフの勢いのあるお料理は和食のエッセンスを絶妙に取り入れ、軽やかで食べやすく、それでいてフレンチらしさをしっかりと感じさせてくれる素晴らしいものでした。
大人女子の皆様にも胸を張ってオススメいたします。ぜひ、香港で美味しいパリを味わってみてくださいね。
6-14 Elegance Court, Upper Station Street
Sheung Wan, Hong Kong
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