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  • 執筆者の写真Mariko Yamaguchi

秘密にしたいほど美味しくてエレガントなチャイニーズレストラン < 南青山 > 4000 Chinase Restaurant


この所、ほぼ毎月のように日本のどこかでご一緒している食いしん坊の香港迷友と大人女子的ランチをいただいてきました。向かったのは南青山にある「4000 Chinese Restaurant-南青山-」というお店。

フードパブリシストの高橋綾子さんの情報で知った、こちらのお店は四川料理で有名な菰田シェフが昨年12月にオープンさせた新しいレストランです。中華のお店とは思えないようなシンプル&エレガントな空間でゆっくりとくつろぎながら四川ベースの洗練された中華料理を楽しめます。

お店は骨董通りを抜け、六本木通りから少し入った日赤通り沿い。エントランスを入ると優しい笑顔の支配人・高橋氏が迎えてくれました。カウンター席に通されるとそこにも温かな笑顔でお話ししてくださるスタッフがいらして、ホスピタリティの高さを感じます。

まずはスパークリングワインで乾杯!その後は紹興酒をロックでいただきました。丸みのあるグラスにたっぷりのかち割り氷が嬉しい。香り良くすっきりとした飲み心地、昼間からキケン過ぎるわ~(笑)

菰田さん自らデザインしたというシックな漆のランチョンマットの上に運ばれてくるお料理は目にも麗しいものばかり。器にもとても気を配っていらして、欲しいものがなければオーダーして作らせるほどだそうです。お料理も器もご自身の好みを最大限に活かして提供されているので、それはそれは素敵なルッキングとテイストを併せ持つ中華料理です。

ワタクシたちがいただいたお昼のコース(メニューはコースのみ)、まずは4種の前菜的な盛り合わせ、牡丹海老・金華豚・和牛・大和地鶏。どれも丁寧に作られていて前菜と呼んではいけないレベルのお味です。

続いて、活きた車海老と帆立、京都の法蓮草、銀杏や白木耳どれも味が濃くて甘くて美味。

蕪の上海蟹餡掛けは貝柱や上海蟹の卵や複雑なのに優しいスープが蕪の風味を活かしてまろやかで美味しい。

A5ランクの牛肉がたっぷり、長崎産の筍と一緒に巻かれている春巻きと炭色の小籠包はコクのあるスープがたっぷり。

鶏の唐辛子炒めは花山椒の香りとその他のスパイスのなんとも言えない良い香りに鶏肉の美味しさがたまらない一品、お箸が止まらない〜。あっという間に完食(涙)

コース外で特別に出してくださった新鮮なお魚の蒸し物、蛤と魚の骨から採ったスープが染み渡ります。

ピンク色に輝く新鮮な白子は一体何に変身してくるのかな?スタンバイ完了の土鍋で炊けたのは山形のつや姫。

これは・・・反則レベルの美味しさ!白子の麻婆餡掛けなんて食べたことありませんでした!うっまーーーーーっ♡ご飯はおかわりしちゃいましたよねw

デザートは正真正銘の杏仁豆腐。粉にした杏仁のざらざら感が残って香りも強いです。美味しいーーーっ♡

こんなに美味しい中華ランチをいただいたのは久しぶり、素晴らしすぎてため息しか出ませんでした。脇目も振らずに食べることに集中する大人女子×2名。ちょっと恥ずかしいぐらい www 

そして、食事も終わる頃には、なんと菰田シェフがカウンターの前に登場!初訪問のワタクシたちにも大変気さくに、素材や器などのお店への思いや時に笑いを誘う経験談など色々なお話をしてくださいました。その温かいお人柄と心のこもった美味しいお料理に頭のてっぺんからつま先まで満たれた幸せな午後でした。早くもまた食べたい!行きたい!教えたくないけど教えたい、そんな素敵なお店でした。

東京都 港区南青山7-10-10 パークアクシス南青山7丁目 渋谷駅宮益坂口51番バスー南青山7丁目下車徒歩3分 TEL 03-6427-9594 営業日変動

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ブログリニューアルとお引越し

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