いつもと違う山頂(ビクトリアピーク)、そこには大人女子でも気軽に歩ける道と素晴らしい香港ビューが待っていました。景色を見ていただきたくていつもよりさらにお写真多めです。
これほど何年も香港に通っているというのに、ビクトリアピークには10回ぐらいしか上がっていません。初めの頃はよく行きましたがトラムが大混雑するようになってからはすっかり足が遠のいてしまい、街歩きをしながら仰ぎ見るぐらいだったので、まさか、自分が山頂を歩くなんて・・・というか歩けるなんてと自分でもびっくり!パワフルな友人たちのリクエストと在港の友人のヘルプが無かったら実現しなかったでしょう♡多謝♡
ほどよく曇りのち晴れの朝、頑張って早起きして8時半には行動開始。これが結構難しいのです(笑)現在、ピークトラムは工事のため停止中、西營盤の正街から山頂までは友人の車で送ってもらいました。本当にあっという間、15分ぐらいで山頂のトラムステーション前に到着。もちろんジモティならではの近道を使いましたけど。いつものあの遠さはなんだろうかと思うぐらいに早かったです。
まず正面に見えたThe Peak Lookout 、なくなって欲しくない古き良き香港(涙)初めての香港でここへ来てグリーンカレーとモヒートを飲んでたくさん蚊に刺されたことを思い出しました。思い出はいつも食べ物と一緒に記憶回路を通って蓄積されてるワタクシです(笑)
そこから旅行者で混み合うピークタワーを横目に盧吉道(Lugard Road)に入ると舗装された平らな道がしばらく続きます。少し歩いただけで木の間からは街がチラチラ見えます。曇り空だったけど気分は絶好調に盛り上がります。←単純
右側からは見慣れた香港の街が次々と現れ、まるでガイドブックで見るかのような絶景が広がります。すごーーーーーい!思わず叫んでしまうほど素敵な景色。ここから見る摩天楼たちが本当の香港のような気がします。あのピークタワーの混雑した展望台から見るのじゃなくて、この山道から見る光景こそが本物だと思えるのです。
素敵な展望を望めるベンチ✨これはまさに特等席、ここでずーーーーーっと座って街を見ていたい!
あれだけ見慣れた山頂(ピーク)を自分の足で歩いて下れるなんて夢のよう。もう興奮度MAX♪♪♪ 溢れる緑の葉や背の高い木々にロープのような根が垂れ下がり、アゲハ蝶がひらひらと舞う中を歩くことはこの上なく気持ちの良い幸せなハイキングでした。
木やツルがどれぐらい大きいかというと・・・こーんなぐらいです↓
すれ違う香港人や西洋人や犬でそれなりに賑わっている山道がとても不思議(肝心な賑わっている写真を撮り損ねました)中には井戸端会議をする飼い主たちも(笑)平日はアマさんたちが犬のお散歩をしているそうです。ワタクシもここで井戸端会議できる身分になりたーいワン!
こんな山頂の上に住んでいるお方はきっと雲の上に住めるリッチなのでしょうね〜、見ているだけでも楽しくなります♡
かなり楽しみながらゆっくりと歩いて、途中で曲がる場所を見逃して余分に進んでしまったけれど、それはそれでまた新しい発見があったりして、その後楽しく引き返して分岐点に来ました。目指す道は夏力道(Harlech Rd)そこには美しく整地された公園がありました。ここでゆっくり休むのも良さそうです。
おしゃべりしながら歩く道、Tシャツとパンツとリュックが最適です。
山頂でも香港名物半裸のおじさまを数名発見w↓虫に刺されたりしないのかなぁ〜?
さて、下りに入るとそれなりに急な坂道ですがそれでもあまり辛くはありませんでした。登ってくる人たちとすれ違いながらあっという間にミッドレベルへ出てしまいます。ここからの坂道の方が急に感じるほどでした。
もうミッドレベルが見えてきてしまいました(∋_∈)まだまだ山頂から降りたくなかった〜
初めの盧吉道でゆっくり歩いて30分、坂道を下りだしてから30分弱、あっけない早さでアパートの近くの般咸道へ戻ってきました。
山頂を降りるだけの楽ちんなハイキングコースなら初心者や旅行者にもぴったりです。体力には自信のないワタクシでも歩けた道、これならスニーカーさえあれば大人女子でも歩けることを実感しました。いや、むしろこれを楽しまないともったいない!次回はぜひ早起きしてスニーカーを履いて、あの素晴らしい景色をご自分の目で見ながら歩いて見られてはいかがでしょうか。きっと、もっと香港が好きになるはず♡