歩きながら見つけたお店を次の宿題にするのはいつものこと。ところがその後、そのお店がどの通りにあったのか忘れてしまって辿り着けないまま時間が経つ…ということがワタクシよくあります（汗）Oolaaもその一つ。2年前ぐらいのある夜、友人と歩きながら見つけたお店がここだとわかったのは実際に来店したこの日でした。
灯台下暗し、Oolaaは普段よく歩いている荷李活道からPMQに沿って階段を登るとすぐ右角にあったのです。
中央のエントランスを入ると明るくキビキビした西洋人男性がソファ席へ案内してくれましたが、ワタクシは一瞬ウェイティング用かと思ったので彼に尋ねてみました。するとお隣のソファに座っている家族連れにチャーミングな目線を投げながら、ここで召し上がれますよと微笑むのです。次から次へとお客様があらわれるピークの時間に予約なしのワタクシたちになんとか着席出来るように采配してくれたとわかりました。なぜなら他のフロアではスタンディングのお客様が多数いたのです。
店内はかなり広く、道路に面したフロアーからテラス席までかなりのテーブル席があるにも関わらず満席！次から次へと家族連れが訪れ、週末のブランチタイムは大盛況。
この日はフレンチのランチモードだったので、フォアグラとサラダ、赤身のステーキとリングイネをオーダー。二人でシェア、しかし…頼みすぎました(´;ω;`)。お料理はどれも外れなく美味しく、メニューはアジアンからフレンチまで多国籍！野菜の新鮮さやお肉の美味しさもバッチリ、こんなに混んでるのも納得の味です。ワインとビールでほんわか幸せ気分。
Oolaaで一番印象に残っているのはスタッフが皆とてもフランクで感じ良いということ。日頃、お店の良し悪しは店員の対応で決まると言っても過言ではないと思っているワタクシは大満足でした。爽やかな空気感と明るく親切なスタッフたち、美味しいお料理と雰囲気がなんだかオーストラリアを感じると思ったら、やはり、オーナーのCasteloさんはオーストラリアの方だそうです。
元々は西貢で西洋人向けにピザの小さなお店（Pepperonis）からスタートされたとか、西洋人のニーズに応えるそのお店は大繁盛して、その後香港内にいくつもの異なるお店を展開されているうちの一つがこちらです。
人気の秘密は接客とサービス、その心地良さを感じられる良きレストランでした。カフェ使いからランチ、ディナー、BARとオールマイティなこのお店は子供連れも大歓迎な様子。ピザコーナー前のテーブルには子供達が喜びそうなジェリービーンズが何種類も置いてあって好きに取れます。小さな子供の手を引いたダディがそこへやって来て好きなものを取らせている光景はとても微笑ましいのです。
いつもと違う場所でのんびりとワインやビールをいただくのもワタクシにとっては楽しい香港の過ごし方のひとつ。行く度に新しいお店や場所を探す楽しみがいっぱいです。大人女子的香港迷の楽しみ方をぜひ体験してみてくださいね。
上環荷李活道108號聚賢居地舖(面向必列者士街)
G/F, Centre Stage, 108 Hollywood Road (facing Bridges Street), Sheung Wan