香港島随一の高級老舗ホテルといえば、あまりにも有名なマンダリンオリエンタル香港。その25階にある名店 文華廳（ マンワー）で點心をいただいてきました。
そのフロアに足を踏み入れた瞬間、あの鳥籠を模したアンティークゴールドの照明と窓枠、それにヴィンテージピンクのテーブルクロスが作り出すロマンティックな世界観に惹き込まれます。窓の外にはビクトリアハーバーや中環のビル群が目の前に見え、まるで映画のワンシーンのように美しい。
この日はすでに恒例となった３人の香港ブロガーさんたちとの楽しいランチ女子会。メニューは香港女子におまかせしました。
品の良いカトラリーを前に、彼女たちからいただいた旅のお土産などを眺めながらお喋りしていると、崑崙山雪菊茶と共に次々と運ばれてくる點心の美しさに思わず前のめりw
ワタクシの中ではこのベビー鮑（トコブシ）が乗ったタロイモの揚げ物がピカイチでした。飴色の鮑の味付けと歯ごたえがお口の中にプリプリと広がり、同時にタロイモのカリカリとした衣とクリーミィな中身のバランスが最高でした。あぁ、もう一度食べたい！
蜂巢鮑魚盒 Golden taro puff, abalone、蟹籽滑燒賣 Siu mai, tobiko 、而 筍尖蝦餃皇 Tiger prawn, bamboo shoot dumpling
まるでプティフールのような叉燒パイと、鶏と胡桃のパフはあまりにサクサクで一瞬に口の中で消えてしまったので詳しい感想が書けないのですが、美味しかったことだけは覚えています（汗）
合桃燒雞批 Roasted chicken, walnut pie、西班牙黑毛豬叉燒酥 Barbecued Iberian pork puff
燒味や蝦餃は定番の點心ですが、当然文華廳レベルの味。新鮮でプリプリで噛むほどにお口の中でジューシィさが広がる美味しさ！
而 筍尖蝦餃皇 Tiger prawn, bamboo shoot dumpling 、蟹籽滑燒賣 Siu mai, tobiko 、蜂巢鮑魚盒 Golden taro puff, abalone、
點心の後でいただいた蟹と卵のビーフン炒めも薄味なのに奥深くて、食べ始めたら止まらない。一体どこからこの美味しさがやってくるのか、何度口に入れてもわからないほど複雑な旨味が後を引く美味しさでした！
桂花蟹肉炒米粉 Fried rice vermicelli, crab meat, egg
さらに、楊枝甘露は黒服の男性がフレンチレストランのように一斉にガラスのクロシュを開けてくれるというパフォーマンス付き！静かにドライアイスが流れ出す涼感、魅せてくれますね～。さすがです（←実はワタクシこれが大好きw）。香り高いマンゴーのジュースにポメロとコリコリしたナタデココの歯応えが新鮮で、甘すぎない大人の味でした。
椰糖楊枝甘露 Chilled mango cream, sago, pomelo, coconut
そして、エッグタルトが！エッグタルトが～！美味しすぎました！これはもうワタクシ史上最高に美味しかったのです。半分に割ったら層になったパイ生地が絹糸のように裂けて、甘さ控えめのエッグプリンの部分と一緒に溶けてなくなります。きゃーっ、また食べたい！
極め付けは、プティフールがこれまた美しい鳥籠に入って出てくるという心憎いプレゼン。もう完璧ではありませんか！乙女なハートはメロメロに溶かされてしまいました（笑）
店内のすべてが言葉を失いそうになる美しさ。夜は窓からの景色もひときわ美しく輝くに違いない。特別な夜があったらここへ連れて来てもらおう。いえ、特別でなくってもここへ来なければきっと後悔することでしょう。素敵すぎる文華廳でした。
さて、どれもみなびっくりするほど美味しくて、全員がすっかり食べることに夢中だった女子会（笑）。洗練された點心の味と楽しい女子トークはいつもながらワタクシを香港に釘付けにするマジックです。今回はちゃんと全員揃ったところで恒例の撮影会（前回はYanさんが帰ってしまってから撮影したので３人だったのです）。日本女子と香港女子が美味しさを分かち合い、互いが日港の小さな架け橋になれたらいいなという夢を実現してくれる素敵な朋友たちに多謝です。
Kan Lee, Maggie Mok, Mariko Yamaguchi, Lo Yan 💕
SPECIAL THANKS ★ Lo Yan（甜魔媽媽新天地）・ Kan Lee（Kan Lee 感味）・ Maggie Mok（車媽媽的美食世界）・Tiffany Chan (Mandarin Oriental Hong Kong)
中環干諾道中5號香港文華東方酒店25樓
25/F, Mandarin Oriental Hong Kong, 5 Connaught Road Central, Central
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